TEIKOKU NEWS 四国版に特集されました!

大成段ボール㈱(東かがわ市)

 

市場を拓く新素材「リボード」

 

「これって、もしかして段ボール??」

 

このディスプレーの原材料は、スウェーデン生まれの「リボード」と呼ばれる新素材。複層の段ボールを圧縮して製造する「ハニカム構造(ハチの巣に似た形態)」を形成することで、1t/㎡の重さにも耐えられるという。軽くて扱いやすいという紙の特性をそのままに、高い強度を兼ね備え、かつ耐湿性や印刷適正なども有することで、飛躍的に活躍の場が広がることになる。

 

「家具や陳列棚、販促POP、展示会用ブースなど幅広い用途でご利用いただけます」と話すのは安藝真二社長。「リボードの取扱いは全国でも10社程度に限られます。他社と差別化ができる武器として、リボードのシェア獲得と、ブランド確立を目指しています」と力をこめる。

 

同社は「リボード」用カッティングマシーンとデジタル印刷機を導入、顧客のニーズに合わせた加工を行い、それと同時に美しい印刷を施すことで、新素材を用いた製品の一貫製造が可能となった。この革新的な取り組みは、7月に香川県の中小企業経営革新計画の承認も受けた。

 

すでに官公庁をはじめ、四国一円のスーパーマーケットや食品メーカーなどから受注を得ている。同社としては、今後四国だけでなく、中国や関西エリアへ向けて幅広い企業への販売活動に取り組むとしている。

 

「多くの業界でお役に立つ商材と考えていますので、さらに認知度を上げることを当初の目標に定め、精力的にご案内を行っています。また原料は紙だけであるため、リサイクルが100%可能である点も素晴らしいですね。環境に配慮したスタイルが定着しているヨーロッパでは、多くの場で活躍しています」と安藝社長。地球環境にも配慮した新製品のさまざまな用途での利用が期待される。

 

TEIKOKU NEWS 四国版(2016・12・8)より